22日のNY金は下落、米利上げ見通しやドル高などを受け

2022/08/23 8:46:47

 22日のNY金は下落。心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比14.5ドル安の1748.4ドルとなった。
 26日の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)では、米連邦準備制度理事会(FRB)のバウエル議長ら各国の中央銀行高官が講演を行うが、世界的なインフレ圧力の高まりを背景に金融引き締めに積極的な姿勢を示す可能性が高いとの見方から、米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇。また、ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは19日、圧縮機の点検のため8月31日から9月2日までの3日間、欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」について、供給を一時停止すると発表したことから、対ユーロでのドル高が進行し、ユーロは対ドルで7月14日以来となるパリティ割れとなるなど、対主要国通貨でのドル高が進行、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。

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