30日のNY金は上伸、好調な米労働関連指数を眺め

2022/08/31 8:51:06

 30日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.4ドル安の1736.3ドルとなった。
 米労働省が30日に発表した7月の米雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が19万9000件増の1123万9000件と市場予想(1045万件)を上回り、米労働市場が好調なことで米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地が広がったとの見方が強まると共に、金利を生まない資産である金には売りが入り下落した。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出するFedウオッチによると、8月29日時点の市場では次回9月の米連邦市場委員会(FOMC)では0.75%の利上げが実施される確率を75%と見込んでいる。

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