2日のNY金は上伸、米雇用統計発表後のドル安などを受け

2022/09/05 9:09:27

 2日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比13.3ドル高の1722.6ドルとなった。
 米労働省が2日に発表した8月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数が前月比31.5万人増と市場予想(30万人増)を上回ったが、賃金上昇が緩やかなことや8月の米失業率が3.7%(7月3.5%)に上昇したことなどから、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを実施するとの観測が後退。ユーロ買いドル売りが進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上昇した。

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