8日のNY金は下落、米欧の積極的な利上げ姿勢を背景に

2022/09/09 8:54:11

 8日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比7.6ドル安の1720.2ドルとなった。
 欧州中央銀行(ECB)は8日の理事会で0.75%の利上げを決定し、主要政策金利を0.5%から1.25%へ引き上げた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が8日、ケイトー研究所で行われた金融政策に関する討論会で、米FRBはインフレ抑制に「強くコミットしている」と表明。米欧の積極的な利上げ姿勢を背景に、米FRBが次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを実施するとの見方が強まったことで、金利を生まない資産である金は売られて下落した。

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