12日のNY金は上伸、ウクライナ情勢を眺めたユーロ高ドル安などを材料に

2022/09/13 8:55:08

 12日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比12.0ドル高の1740.6ドルとなった。
 ウクライナ軍が北東部ハルキウ州に進軍し、ロシアに制圧された地域を奪還したとの報を受け、投資家心理が上向くと共にユーロ高ドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。また、欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制のために政策金利の引き上げを継続するとの見方や、13日に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えることも、ドルの上値を押さえ、金が買われる要因となった。

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