13日のNY金は下落、米CPIの市場予想に反した上昇を受け

2022/09/14 8:57:37

 13日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比23.2ドル安の1717.4ドルとなった。
 米労働省が13日に発表した8月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想の前月比0.1%下落に反し、同0.1%上昇。前年同月比でも8.3%上昇と、7月の8.5%上昇から伸びは縮小したが、市場予想(8.1%上昇)を上回った。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月20、21日開催の次回米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の積極利上げを実施するとの見方が強まり、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。

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