15日のNY金は下落、2年5か月ぶりの安値

2022/09/16 9:07:18

 15日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比31.8ドル安の1677.3ドル。NY金は一時安値1668.9ドルをつけ、2020年4月21日(安値1666.20ドル)以来、約2年5か月ぶりの安値圏に値を沈めた。
 良好な米経済指標を眺め、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で積極的な利上げを決定するとの見方が強まったことや、米長期金利の上昇が対主要国通貨でのドル高を強めるとの観測などを背景に、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落。9月14日時点のCMEグループのフェドウオッチによると米債券市場では9月20、21日の米FOMCで0.75%の利上げが75%、1.00%の利上げが25%織り込まれている。

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