21日のNY金は上伸、米FRBのタカ派姿勢が圧迫材料

2022/09/22 9:15:47

 21日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比4.6ドル高の1675.7ドル。
 ロシアのプーチン大統領は21日、国民向けにテレビ演説を行い、ウクライナ侵攻をめぐり部分的動員令に署名したと表明。地政学リスクの高まりから安全資産として金が買われた後は、対ユーロでのドル高が進行したことや米連邦公開市場委員会(FOMC)大幅利上げが決定されたことなどを受けて乱高下。中心限月12月物は一時高値1696.9ドルまで値を伸ばしたが、その後は上げ幅を削られる展開となった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は米FOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%引き上げ3.00%‐3.25%とすることを決定。また、パウエル米FRB議長は米FOMC後の記者会見で、今後もインフレ抑制のために金融引き締めを継続する姿勢を示したことが金の上値を押さえた。

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