26日のNY金は下落、ドル高や米長期金利の上昇などを受け

2022/09/27 9:04:09

 26日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比22.2ドル安の1633.4ドル。
 英トラス政権が前週末に打ち出した大規模な減税と国債増発計画が、財政の持続性への懸念を強めたことで、英ポンドが対米ドルで史上最安値を更新する中、ドル指数は20年ぶりの高値を記録。ドル建てNY金は割高感からの売りなどに押されて下落した。また、世界各国の主要中央銀行がインフレ抑制のために金融引き締めを継続するとの見方が強まる中、米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇したことも、金利を生まない資産である金の弱材料となった。

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