6日のNY金はカワラズ、米効用統計発表を控え

2022/10/07 8:37:31

 6日のNY金はカワラズ。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比カワラズの1720.8ドル。
 欧州経済の減速懸念を背景に外国為替市場ではユーロ安ドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落する場面もあったが、7日に9月の米雇用統計の発表を控えて市場の様子見姿勢が強まる中で買い戻され、前日と同値水準となった。市場の関心は7日発表の9月の米雇用統計と13日発表の米消費者物価指数(CPI)に向けられており、雇用統計が労働市場の緩和を示すか、米CPIがインフレ圧力の減少を示す内容であれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが減速するとの思惑が強まり、金にとっては支援材料となると見られている。

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