10日のNY金は下落、米FRBによる積極利上げ観測の高まりを背景に

2022/10/11 9:12:02

10日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比34.1ドル安の1675.2ドル。
9月の米雇用統計が労働市場の引き締まりを示し、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げが続くとの見方から対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。13日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えることも玉整理主導の売りが入り要因となった。
米労働省が7日発表した9月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比26万3000人増。伸びは8月(31万5000人増)から鈍化したものの、市場予想の25万人増を上回った。失業率は3.5%と、前月から0.2%ポイント低下した。

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