11日のNY金は上伸、米CPI発表を控えた調整主導の動き

2022/10/12 9:02:04

11日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比10.8ドル高の1686.0ドル。
9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を13日に控えて全般的に様子見姿勢が強まる中、調整主導の買い戻しの動きが強まり、ドル建てNY金は上伸した。
米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ圧力を抑えるために11月会合で0.75%の利上げを決定するとの見方が金の圧迫材料。ただ、国際通貨基金(IMF)は11日最新の世界経済見通しで、2023年の世界経済成長率予測を世界の成長率を2.7%と、7月の従来予想から0.2ポイント下方修正。来年度は世界の3分の1以上に相当する地域で景気が後退する可能性があるとの警告を示すなど、インフレ環境下での景気後退となるスタグフレーションへの懸念も強まっている。

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