19日のNY金は下落、各国主要中銀の利上げ観測などを背景に

2022/10/20 8:34:14

19日のNY金は下落。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比21.6ドル安の1634.2ドル。
英国立統計局(ONS)が19日発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比10.1%と、市場予想の10.0%を上回ると共に40年ぶりの高い伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)を含め世界の主要中央銀行による金融引き締めが長期化するとの観測が強まったことで、金利を生まない資産である金は下落。また、米国の長期金利の指標となる10年債利回りが14年ぶりの高水準をつけると共に、対主要交通課でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りも金の価格を押し下げた。

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