25日のNY金は上伸、米利上げペースを巡る思惑やドル安を背景に

2022/10/26 8:42:12

 25日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比3.9ドル高の1658.0ドル。
 米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の利上げペースを巡る思惑や英国でスナク新首相が就任したことを受け、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%の利上げが実施されるという見方が優勢だが、今後の米国の経済指標に景気減速の兆候が現れれば、12月の会合で利上げ幅が0.25%から0.50%に縮小する可能性があるとの思惑が市場で台頭したことが、金利を生まない資産である金を下支えた。

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