26日のNY金は上伸、対主要国通貨でのドル安を受け

2022/10/27 8:59:20

 26日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比11.2ドル高の1669.2ドル。
 米商務省が26日に発表した9月の新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比10.9%減の60万3000戸と市場予想の58万5000戸を下回り、住宅ローン金利の上昇が住宅市場に影響を及ぼしたことを示す内容となった。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月から利上げペースを鈍化させるとの観測を背景に米長期金利の指標となる10年債利回りが低下。対主要国通貨でのドル安も進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。  目先は、27日の欧州中央銀行(ECB)理事会や28日の日銀金融政策決定会合、11月1日、2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)などが注目される。

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