1日のNY金は上昇、安値拾いの買いやドル安を受け

2022/11/02 8:53:48

 1日のNY金は上昇。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比9.0ドル高の1649.7ドルとなった。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控える中、安値拾いの買いが入り上伸。対主要国通貨でのドル安が進行したことも、ドル建てNY金の下値を支えた。ただ、米労働省が1日発表した9月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が43万7000件増の1070万件となり、市場予想(1000万件)を上回り、労働需要が依然として堅調であることが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が強まったことが、金利を生まない資産である金の上値を押さえた。

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