4日のNY金は上伸、10月の米雇用統計での失業率悪化を受け

2022/11/07 8:56:20

 4日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比45.7ドル高の1676.6ドルとなった。
 米労働省が4日に発表した10月の米雇用統計では、非農業部門就業者数が前月から26万1000人増と市場予想(20万人増)を上回る一方、失業率が3.7%と前月の3.5%から上昇し、労働市場の緩みを示す内容となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による12月の利上げ幅が縮小するとの観測が高まると共に、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。

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