13日のNY金は上伸、インフレ率の鈍化を示す米CPIを受け

2022/12/14 9:20:47

 13日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比33.2ドル高の1825.5ドル。
 米労働省が13日発表した11月の米消費者物価指数(CPI)は前年度比7.1%となり、10月の7.7%から伸び率が鈍化。米連邦準備制度理事会(FRB)が14日まで開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が縮小されるとの見通しが強まったことで、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。
 また、インフレ率の鈍化を受け、フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む米FRBのターミナルレート(利上げの最終到達点)の予想が低下したことも、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった。

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