19日のNY金は軟調、米利回り上昇を受け

2022/12/20 9:17:20

 19日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比2.5ドル安の1797.7ドル。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のターミナル・レート(政策金利の最終到達水準)を探る動きとなる中、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇したことで、金利を生まない資産である金は下落。ただ、ドイツのIFO経済研究所が19日発表した12月の企業景況感指数が88.6と前月から2.2ポイント上昇したことで、投資家のリスク回避姿勢が後退すると共に対ユーロでのドル安が進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いに支えられ、下げ幅は限られた。

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