22日のNY金は下落、米FRBの利上げ長期化見通しなど背景に

2022/12/23 8:39:37

 22日のNY金は下落。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比30.1ドル安の1795.3ドル。
 米経済の底固さを示す経済指標を受け、対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落。米労働省が22日に発表した最新間の新規失業保険申請件数が21万6000件となり、市場予想(22万2000件)ほど悪化しなかったことや、 米商務省が22日発表した2022年第3四半期の実質国内総生産(GDP)確報値が年率換算で前期比3.2%増と、改定値の2.9%増から上方修正されたことなどが材料視された。また、労働市場の堅調さが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化見通しが強まったことも、金利を生まない資産である金が売られる要因となった。

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