4日のNY金は上伸、米FOMC議事要旨を受け

2023/01/05 9:20:28

 4日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比12.9ドル高の1859.0ドル。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が4日公表した2022年12月13〜14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、全ての参加者が米経済成長へのリスクを限定した方法でインフレ抑制を進められるよう、積極的な利上げペースを緩める見解で一致していた。これを受け、米長期金利の指標とされる10年債利回りが低下し、金利を生まない資産である金は買われた。また、対主要国通貨でのドル安も進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り、4日続伸。2022年6月上旬以来、約半年ぶりの高値となった。

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