5日のNY金は下落、堅調な米雇用関連指数を受け

2023/01/06 9:00:31

 5日のNY金は下落。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比18.4ドル安の1840.6ドル。
 堅調な米雇用関連指数を眺め、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げペースを維持する可能性があるとの見方が強まり、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。
 5日に企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は12月に23万5000人増加し、市場予想の15万人増を上回った。また、同日に米労働省が発表した2022年12月31日までの1週間の新規失業保険申請件数は1万9000件減の20万4000件と昨年9月終盤以来、3カ月ぶりの低水準となった。

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