13日のNY金は上伸、米FRBの利上げ減速観測を受け

2023/01/16 9:14:41

 13日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比22.9ドル高の1921.7ドル。
 米ミシガン大学が13日発表した1月の1年先の期待インフレ率(速報値)が4.0%と昨年12月の4.4%から低下し、2021年4月以来の低水準となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の金利引き上げペースを減速させるとの観測が強まり、金利を生まない資産である金には見直しの買いが入り上伸。また、世界最大の金消費国である中国では21日から春節(旧正月)を控え、同国で実需筋の買いが入っているとの声も聞かれた。

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