13日のNY金は下落、米CPI発表を控えた手じまい売りなどに押され

2023/02/14 9:20:05

 13日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比11.0ドル安の1863.5ドル。
 14日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて市場の警戒感が強まる中、投資家の手じまい売りが入り、ドル建てNY金は下落した。1月の米雇用統計が予想以上に力強い内容だったことから、米国のインフレ見通しについて市場の見方が揺れている。14日に発表される1月の米総合CPIの市場予想は前年同期比6.2%の上昇が見込まれているが、予想以上の数値となった場合には米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続見通しが強まり、金利を生まない資産である金にとっては弱材料となる。

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