21日のNY金は下落、米FOMC議事要旨の公表を控え調整主導の動きに

2023/02/22 9:29:40

 21日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比7.7ドル安の1842.5ドル。
 ドル建てNY金は対主要国通貨でのドル高と米国債利回りの上昇をみた売りに押されて下落した。ただ、1月に開催された米FOMCで米連邦準備制度理事会(FRB)は0.25%の利上げを決定したが、その後の米経済指標がインフレ圧力の高止まりを示す内容だったことで、米FRBがタカ派姿勢を再度強めるのではないかとの懸念が強まる中、22日に公表される1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨から手がかりを得ようとする市場の様子見姿勢も強まり、安値では買い戻され下げ葉を縮小する動きとなっている。

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