12日のNY金は堅調、米CPIの上昇率の鈍化を受け

2023/04/13 9:08:18

 12日のNY金は堅調。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比5.9ドル高の2024.9ドル。
 米労働省12日に発表した3月の米消費者物価指数(CPI)は前年度比5.0%上昇し、前月の6.0%上昇から伸びが鈍化すると共に、市場予想5.2%上昇を下回り、インフレの鈍化傾向を示唆する内容となった。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクルの早期停止観測が高まると共に、米長期金利の指標となる10年債利回りが低下。金利を生まない金を買う動きが強まったことで、NY金は上伸した。

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