30日のNY金は上伸、米FRBの利上げ観測後退を受け

2023/08/01 11:11:31

 30日のNY金は上伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比9.30ドル高の2009.2ドル。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が31日に発表した上級銀行貸出担当者調査(SLOOS)によると、米国の主要銀行は第2四半期に融資基準を厳格化させた他、企業および消費者の融資需要が低迷し、金利上昇が経済に影響を及ぼしていることが示唆された。また、直近の米インフレ関連指数が概ね抑制されていることで、市場では9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが見送られるとの見方が強まると共に、金利を生まない資産である金が買われる展開となった。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ