12日のNY金は6営業ぶりに反発、有事の金買いを背景に

2024/01/15 7:44:16

12日のNY金(COMEX金)は反発。NY金先物中心限月2月限は前日比32.4ドル高の2051.6ドル。米英軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の軍事拠点に対して空爆を実施したことを受けて有事の金買いが入った。また、この日発表された昨年12月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.1%下落と、市場予想の0.1%上昇に反し、前月比で3カ月連続の低下となった。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が高まり、金利を生まない資産である金の魅力が高まったことも金買いの後押しとなり、6営業ぶりに反発する展開となった。

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