16日のNY金は大幅下落、米長期金利の上昇を背景に

2024/01/17 7:44:58

16日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月2月限は前営業日比21.4ドル安の2030.2ドル。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は16日の講演で、2024年に見込む利下げについて「政策の軌道修正は急がず、慎重に調整する必要がある」と話した。ウォラー理事はこれまで早期利下げの可能性を示唆していたが、判断には時間をかける姿勢を示した。これを受けて、米長期金利が大幅に上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し売りが先行した。また、外国為替市場では主要通貨に対してドルが上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、下げ幅を拡大する展開となった。

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