8日のNY金は小反落、米新規失業保険申請件数の減少を受けて

2024/02/09 7:40:18

8日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月4月限は前日比3.8ドル安の2047.9ドル。
米労働省が8日発表した失業保険統計によると、1月28日〜2月3日の週間の新規失業保険申請件数は21万8000件と前週から9000件減少。ロイターの市場予想22万件を下回った。これを受けて、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し金の売りが先行した。また、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、一時2034.6ドルまで売られる場面があった。しかし、その後ドル指数の上昇が一服し、反落したことから金が買い戻され下げ幅を縮小する展開となった。

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