15日のNY金は6営業ぶりに反発、米小売売上高の低調な結果を受けて

2024/02/16 7:27:11

15日のNY金(COMEX金)は反発。 NY金先物中心限月4月限は前日比10.6ドル高の2014.9ドル。 米商務省が15日発表した1月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.8%減と、市場予想の0.1%減を下回り、昨年3月以来10か月ぶりの大幅な落ち込みとなった。個人消費の勢いが失速している兆候を示唆していると市場に捉えられたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測後退が弱まり、米長期金利が下落。金利を生まない資産である金の買いが入り、一時2020.2ドルまで上昇した。その後、米長期金利の下落が一服し、利益確定の売りに押され上げ幅を縮小する展開となった。

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