16日のNY金は続伸、一時マイナスサイドで推移も連休控え買い戻しが入る

2024/02/19 7:45:14

16日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月4月限は前日比9.2ドル高の2024.1ドル。
米労働省が16日発表した1月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)で0.3%上昇となった。伸び率はロイターがまとめた市場予想の0.1%を上回り、2023年8月以来5か月ぶりの大きさとなった。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の売りが先行し、一時2006.6ドルまで下落する場面があった。しかし、その後、米長期金利の上昇が一服したことや、3連休を控えて買い戻しが入り、下げ幅を縮小しプラスサイドに回復。また、ドル指数が下落したことから上げ幅を拡大する展開となった。

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