28日のNY金は小幅反落、米GDP改定値の結果を受け上昇場面も上げ幅削る展開

2024/02/29 7:41:49

28日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月4月限は前日比1.4ドル安の2042.7ドル。
米商務省が28日発表した2023年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比3.2%増と、速報値の3.3%増からやや下方改定された。伸びは前期(4.9%増)から鈍化し、市場予想(3.3%)を下回ったものの、景気の堅調さを示す内容となった。これを受け、米長期金利が下落。金利を生まない資産である金の魅力が高まり金の買いが先行し、一時2047.4ドルまで上昇した。しかし、その後は米長期金利の下落が一服したことや米個人消費支出(PCE)デフレーターの発表を明日に控え、利益確定の売りに押されて上げ幅を削り、マイナスサイドに入る展開となった。

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