11日のNY金は大幅反発、欧米の利下げ観測期待や中東情勢の緊迫化を背景に買い優勢の展開

2024/04/12 7:39:12

11日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月6月限は前日比24.3ドル高の2372.7ドル。
欧州中央銀行(ECB)は11日、政策金利を据え置いたが、ラガルド総裁の会見で利下げを示唆する内容で次回理事会が予定される6月にも利下げに動く可能性が高まったことや米労働省が11日発表した3月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇と、2月の0.6%上昇から伸びが鈍化し、事前予想の0.3%上昇を下回ったことを受けて早期の米利下げ観測が高まり、金利を生まない資産である金の買いが先行した。また、中東情勢の緊迫化から安全資産としての買いも入り、上値を伸ばす展開となった。

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