25日のNY金は小幅反発、米経済指標の結果を受けて軟調推移もドル安を背景にプラスサイドに回復する展開

2024/04/26 7:40:02

25日のNY金(COMEX金)は反発。NY金先物中心限月6月限は前日比4.1ドル高の2342.5ドル。米商務省が25日発表した2024年1〜3月期の実質GDP速報値は、季節調整済み年率換算で前期比1.6%増となり、伸びは前期3.4%増から鈍化したが、個人消費支出(PCE)物価指数でコア指数が年率換算で前期比3.4%上昇と、伸びは前期1.8%上昇から拡大し、インフレ圧力の根強さを改めて示した。これを受けて、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が弱まり、金が売られる場面があった。しかし、米長期金利の上昇が一服すると、外国為替市場でドル指数が下落し、ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、押し目買いが入りプラスサイドに回復する展開となった。

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