9日のNY金は大幅反発、米新規失業保険申請件数の増加で、米利下げ期待感が強まり買い優勢の展開

2024/05/10 7:30:58

9日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月6月限は前日比18.0ドル高の2340.3ドル。
米労働省が9日発表した4日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万2000件増の23万1000件だった。市場予想の21万5000件を超え、昨年8月終盤以来約8カ月ぶりの高水準となり、労働市場が減速しつつある兆候を改めて示した。これを受けて、米利下げ期待感が高まり、米長期金利が下落。金利を生まない資産である金の買いが先行した。また、外国為替市場ではドル指数が下落し、ドル建てで取引される商品の割安感が強まり上げ幅を拡大する展開となった。

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