15日のNY金は大幅続伸、米消費者物価指数の結果を受け、米長期金利の低下を背景に買い優勢の展開

2024/05/16 7:30:52

15日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月6月限は前日比35.0ドル高の2394.9ドル。
米労働省が15日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.4%と、伸びは3カ月ぶりに前月から鈍化した。これを受けて、米利下げ期待感が高まり、米長期金利が低下。金利を生まない資産である金の魅力が高まり金の買いが先行した。また、米商務省が15日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は横ばいと、事前予想の0.4%増より下回り、外国為替市場ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、上げ幅を拡大する展開となった。

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