23日のNY金は大幅続落、良好な米経済指標の結果を受けて米長期金利の上昇から売り優勢の展開

2024/05/24 7:30:54

23日のNY金(COMEX金)は続落。 NY金先物中心限月6月限は前日比55.7ドル安の2337.2ドル。 米労働省が23日発表した新規失業保険申請件数は前週比8000件減の21.5万件と4月末以来で最低となった。これを受けて外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、金の売りが先行した。また、米S&Pグローバルが23日発表した5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.4と、2022年4月以来約2年ぶりの高水準となったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)は当面、現行の金利水準を維持するとの見方が高まり、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し、金の下げ幅を拡大する展開となった。

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