5日のNY金は大幅反発、ADP全米雇用報告を受けて米長期金利が低下し買い優勢の展開

2024/06/06 7:38:34

5日のNY金(COMEX金)は反発。 NY金先物中心限月8月限は前日比28.1ドル高の2375.5ドル。 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が5日発表した5月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万2000人増加した。予想の17万5000人を下回り、伸びは今年1月以来の低水準になったほか、過去1年間の平均である19万4000人も大幅に下回った。これを受けて労働市場の過熱感が薄れ、米利下げ時期の後ズレ観測が後退し、米長期金利が下落。金利を生まない資産である金の投資妙味が高まり、金の買いが入る展開となった。

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