9日のNY金は小幅反発、パウエル議長の発言で売られるも押し目買いが入る展開

2024/07/10 7:45:34

9日のNY金(COMEX金)は反発。NY金先物中心限月8月限は前日比4.4ドル高の2367.9ドル。この日も主要な米経済指標がない中、取引序盤は押し目買いが入る展開。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は9日に行われた上院銀行委員会において金融政策報告に関する議会証言で、インフレ率の低下に向けた緩やかな前進を示していると述べ、今後もインフレ率の低下を示す指標が続けば利下げを始めることができると示唆したが、利下げの時期は明言しなかった。これを受けて、米長期金利が上昇しドル高に振れたことから金の売りが入り、一時2356ドルまで売られる場面があった。しかし、米国3年債の入札結果が好調だったことを受け、米長期金利が低下したことから押し目を拾われて、プラスサイドに入る展開となった。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ