15日のNY金は反発、NY連銀製造業景況指数の結果を受けて買い優勢の展開

2024/07/16 7:30:50

15日のNY金(COMEX金)は反発。NY金先物中心限月8月限は前営業日比8.2ドル高の2428.9ドル。ニューヨーク連邦銀行が15日発表した7月のニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス6.6と、8カ月連続で縮小圏となった。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、金の買いが先行した。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はワシントン経済クラブ主催の会合で、第2・四半期の毎月のインフレ指標は、物価上昇ペースがFRBの目標に持続可能な形で戻りつつあるという「確信をいくらか強める」ものだったと述べ、利下げ開始がそう遠くない可能性を示唆したことも金の買いを後押ししたものとなった。

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