東京貴金属見通し=金は押し目買い有利か

2012/09/14 17:39:18

<金>
 今週の東京金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加金融緩和(QE3)決定を受けNY金が急伸したため、約5カ月半ぶりの高値水準での越週となった。
 来週は今週末の強地合いを継続させ、買い方有利で取引されそう。2010年11月3日のFOMCで決定されたQE2後、国内金は約5週間押し目を挟みながら上値を切り上げた。またQE3に加えバーナンキ議長がFOMC後の記者会見で述べた「雇用の改善が見込めるまで可能な手段を行使する」との言葉は先高期待を膨らませている。ただテクニカルでは買われ過ぎの域にあるため、利食い売りに軟化した局面を狙った押し目買い姿勢が得策と考える。
 来週の先限予想中心レンジは4350円〜4550円。

<白金>
 今週の東京白金は急伸。ドイツの憲法裁判所による欧州安定メカニズム(ESM)と新財政協定に対する合憲判決が示されたことや、FOMCでQE3の実施が発表されたことで週末に急伸し、東京市場先限が一時4300円、NY市場も1700ドルの節目を共に回復した。
 また、南ア鉱山の騒乱が長期化していることも支援材料。8月上旬から続く騒乱は過去4週間で拡大し、ロンミン、アングロ・アメリカン・プラチナム(アンプラッツ)と主な鉱山会社の操業に悪影響を与えている。欧米経済の回復による工業用需要の増加期待と、南アからの供給減少懸念が共に相場を支えており、来週は上値を試す展開が期待される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4100円〜4500円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ