東京貴金属見通し=金は強気買い有利の展開か

2012/09/28 17:39:47

<金>
 今週の東京金は利食い売り先行となり4日続落した後、押し目買いが膨らみ下げ幅を縮小させる形で越週した。
 来週は、日米欧の金融緩和が下支え要因となり、切っ掛け次第で直近の高値を上回る動きとなりそう。祭事シーズンでアジアの現物需要が盛り上がる時期を迎えていることと、今週の軟化によりチャート上で長い下ヒゲが伸び調整は完了したみられるためだ。強気買いで対処すべき時と読む。
 来週の先限予想中心レンジは4380円〜4580円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。9月25日安値4052円を底値に反発した後は、中国の金融緩和への期待感や、欧州債務問題への懸念が後退したことなどに支えられた。ただ、18日(高値4336円)から25日にかけての下落に対する半値戻し(4194円)を達成できず、やや上値の重い展開となっている。
 また、白金生産の世界最大手アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)は南アのルステンブルク鉱山で、違法ストを行い職場に復帰しない労働者に対し、解雇に向けた手続きを開始したことを明らかにする一方で、職場に復帰した労働者には将来の賃上げを仄めかしており、南アの鉱山ストはこう着状態。今後のストに伴う供給懸念が相場を下支えるものの決め手材料に乏しく、来週は保ち合いの動きが予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4000円〜4400円。

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