東京貴金属見通し=金は軟調推移か

2012/10/26 17:41:48

<金>
 今週の東京金は、円安を背景にした買いが見られる中、NY金が弱含み下値抵抗線を試す展開となったことで、概ね軟調推移を強いられた。
 来週は、30日に開催される日銀の金融政策決定会合が注目材料。既に円相場は金融緩和を織り込み、その内容が問われる状況になりつつある。材料出尽くし感により円安の流れは一服するとの見方もあり、注意する必要がありそう。NY金は抵抗線の1700ドルを一時割り込んだ後、反発力の弱い展開。売り圧力が強まることを警戒しなければならない週になりそう。
 来週の先限予想中心レンジは4300円〜4500円。

<白金>
 今週の東京白金は急落。米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの5自治州を格下げし、欧州債務危機が需要縮小につながるとの予測や、世界的な景気後退への懸念が相場を圧迫している。一方、HSBCが24日発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.1と、12カ月連続で判断の分かれ目となる50を割り込んだものの、前月の47.9からは改善し、3カ月ぶりの水準に持ち直したことや、為替の円安・ドル高に支えられ、下げ渋る展開となっている。
 来週は先限が4000円の大台を維持できるかが焦点。同水準を維持できれば買い安心感から値を戻す展開が予想される。ただ、同水準を割り込めば、テクニカル主導の売りに圧迫され、目標値は9月6日安値3909円、次いで3800円水準まで深押しする可能性がある。
 来週の予想レンジは先限ベースで3900円〜4200円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ