東京貴金属見通し=金は米大統領選次第か

2012/11/02 17:13:27

<金>
 今週の東京金は、手仕舞い売り先行で推移した後、為替の円安を受け上昇、下値が堅いことを窺わせる形で越週した。
 来週は6日の米大統領選が注目材料。オバマ大統領の再選となれば相場への影響は少なく、現在の円安歩調が継続し国内金は確りか。共和党のロムニー候補が勝てば、QE3を批判し「強いドル」の復活を表明しているだけに、NY金は下押し圧力が強まりそう。節目の1700ドルを下回り、目先のトレンドが下向くことになるかもしれない。
 来週の先限予想中心レンジは4300円〜4550円。

<白金>
 今週の東京白金は一時3933円まで下落した後、為替の円安や米雇用関連指標の改善などを受けて買い戻され、4000円台を回復する荒い値動きとなった。
 南アで8月から散発的に続くストにより、白金世界最大手アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)、インパラ、ロンミンの11月2日時点の白金の減産量が3社合計で36万1640オンス(11.3トン)と推計され、アムプラッツのストが長引けば、減産量が2011年度の供給過剰量43万オンス(13.4トン)を上回る可能性もあるため、需給面から地合いは底堅い。ただ、欧州債務問題を背景とした世界経済の減速懸念が圧迫材料となり上値も重く、来週は戻り売り主導の展開になると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3950円〜4200円。

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