東京貴金属見通し=金は強気買い有利の展開か

2012/11/22 17:25:41

<金>
 今週の東京金は、先週に引き続き為替が大きく円安に振れたため、上値を切り上げる展開となった。
 来週も円安が継続するのかが注目ポイント。安倍自民党総裁が日銀法改正や国債引き受けなどに言及し、衆院選後の追加金融緩和への思惑も根強いため、依然円安の流れは容易に止まりそうにない。ドル建て金は26日に開かれるユーロ圏財務相会合でギリシャ支援融資が承認されれば、ユーロ高・ドル安を背景に水準を切り上げる可能性がある。円安・NY金高が期待できるのであれば、強気で対処するのが得策だろう。
 来週の先限予想中心レンジは4500円〜4700円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。為替の円安・ドル高にも支援され、1ヶ月ぶりに4200円台を回復した。南アのストが終結したものの、白金鉱山会社の減産が避けられず、世界的には供給不足になるとの見通しや、米国や中国の自動車販売台数が回復傾向を示していることなども支援材料視された。
 国内市場は為替の円安に支援されて上伸したが、NY市場は1500ドル台後半での保ち合いが続いており、上値を試すには決め手となる材料に乏しいこともあり、来週は調整の売りに圧迫される展開になると予想される。一段高を目指すには、欧州情勢の安定化や米国の「財政の崖」問題解決の道筋が示されるなど、景気回復を強く支援する材料が必要になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4100円〜4300円。

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