東京貴金属見通し=金は買い方有利の展開か

2012/12/14 17:48:47

<金>
 今週の東京金はNY金が軟化したものの、為替の一段の円安を要因に地合いを引き締め、続伸歩調で越週した。
 来週も円相場の動きが注目ポイント。16日投開票の衆院選後、17日朝の為替取引には世界中の市場関係者の目が注がれるであろう。事前予想通りの自民党圧勝なら円安トレンドは継続し、株高・商品高を鮮明にさせる展開となりそう。19〜20日の日銀政策委員会・金融政策決定会合で緩和策が決まるとの観測も支援材料か。買い方有利の一週間になると読む。
 来週の先限予想中心レンジは4540円〜4660円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。中国や米国での自動車販売台数の回復や、為替の円高・ドル安を好感した買いが入り、12月13日には先限が直近の高値を上抜け、8ヶ月半ぶりの高値となる4430円をつけた。その後は、米国の「財政の崖」問題に対する警戒感から米株式市場が軟化し、工業用需要の比率が高く景気動向に左右されやすい白金は軟化し、4400円の節目を前に伸び悩んだ。
 中・長期的には、南アでの鉱山ストの影響で、世界的に白金の供給不足が見込まれていることが支援材料。米国経済の先行き不透明感を背景とした売りに圧迫され、一本調子の上昇になるとは考え難いが、来週は現在の値位置の維持を試し、値固めに成功した場合は一段高となり、4500円台を試す展開が期待される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4500円。

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