東京貴金属見通し=金は買い拾う姿勢が得策か

2012/12/21 18:06:25

<金>
 今週の東京金は、NY金がファンド筋の売りに値を切り下げたことを映し、下落する展開となった。
 来週は悪化したテクニカルによる売りをこなしながら、目先の下値を探る動きとなりそう。NY金の下落は金独自の悪材料が出現したわけではないため、手じまい売りは来週中に一巡すると読む。円相場は依然として軟調に推移しており、国内金の支援材料になりそう。今週後半からの弱気ムードの反転期を捉え、安い処を買い拾う姿勢で挑むべきであろう。
 来週の先限予想中心レンジは4380円〜4550円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。世界的な景気回復への期待感から上昇していたが、先限4400円からの上値が重く、同じ貴金属である金相場の軟化になびいた売りに圧迫され、週末21日には一時、安値4195円まで下落。12月5日安値4184円付近まで値位置を切り下げた。
 週末の急落は、米国の「財政の崖」の問題回避に向けた米与野党の協議に不透明感が強いことで、クリスマス休暇を前に玉整理主導の売りに圧迫されたものだが、米経済の回復期待が強いことは、工業品需要の多い白金にとっては支援材料。また、南アでの白金生産高減少による中・長期的な需給不足見通しは引き続き支援材料となっており、売り一巡後はサイド上値を試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4100円〜4400円。

 今回が年内最終の配信となります。次回の配信は新年1月4日(金)からとさせていただきます。

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