東京貴金属見通し=金は依然押し目買い姿勢が得策か

2013/01/11 17:31:55

<金>
 今週の東京金先限は、為替の円安に加え、ユーロ高を背景にNY金が反発したため、継続足で1年4カ月ぶりに過去最高値を更新する展開となった。
 安倍首相が日銀に対し一段の金融緩和を要請していることから、21・22日の日銀政策委員会・金融政策決定会合を控え、来週も円安・国内金高は継続しそう。今週マイナスで引けたのは火曜日の一日だけ。安い日の引け間際に買い注文を入れるのは容易ではないが、投資戦略としてそれを実行すべき状況のようだ。来週も押し目買い姿勢が得策と考える。
 来週の先限予想中心レンジは4680円〜4900円。

<白金>
 今週の東京白金は続伸。直近の高値2012年3月14日高値4589円を上抜き、11年9月以来、約1年4ヶ月ぶりに4700円台の高値をつけた。世界的な景気回復への期待感や、自動車販売台数が過去最高水準に達していること、国内市場は為替の円安・ドル高にも支援されている。
 また、南アでの鉱山ストの影響で、世界的な供給不足が見込まれていることも支援材料。鉱山生産量の減少と自動車販売台数の増加により、供給不足は少なくとも17年まで続き、価格の上昇は今後、数年間継続すると考えられている。急伸に対する警戒感から目先の高値では買い方の利益確定の売りに圧迫される場面もありそうだが、来週は概ね堅調に推移すると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4900円。

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