東京貴金属見通し=金は引き続き円相場次第か

2013/01/18 17:19:23

<金>
 今週の東京金先限は、米金融緩和の早期解除観測の後退を受けNY金が上昇し、為替も円安基調を継続させたため大きく水準を切り上げ、上場来高値を更新する展開となった。
 来週の注目材料は、21・22日の日銀政策委員会・金融政策決定会合。2%の物価目標の導入など想定内の緩和策では、事前期待が広がっているため材料出尽くしと判断され、円は一旦強含み国内金は軟化しそう。日銀会合を受け、安倍首相がさらなる緩和に言及するかどうかが焦点になると見る。国内金は人気化し値動きが荒くなっている。首相の出方次第でもう一段吹き上がるようなら、買い方はその時に利益を確定させるべきであろう。
 来週の先限予想中心レンジは4800円〜5010円。

<白金>
 今週の東京白金は急騰。世界的な自動車販売台数の増加傾向を受けた需要回復への期待感や、南ア鉱山の生産高減少見通し、為替の円安・ドル高などを背景とした買いに値を伸ばし、5000円の節目を試す展開となっている。
 南アフリカの白金生産会社アングロ・アメリカン・プラチナム(アムプラッツ)が、一部鉱区の閉鎖や鉱山売却を発表。年間約12.44トン(40万トロイオンス)の減産見通しだが、これは南アの鉱山生産高(2012年度132.2トン)の約1割に相当する。来週は為替次第の面もあるが、世界的な需給ひっ迫感の高まりを材料に上値を試すと考えられ、目先の目標値は11年2月16日高値5015円。同水準を上抜くと10年5月6日高値5271円も視野に入る。
 来週の先限予想中心レンジは4700円〜5200円。

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